UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」

ちょっと涼しいくらいの時期に始まったのに、いつの間にかアホみたいに寒くなって、また一つのツアーが終わってしまった。

10月から始まった今回のツアー。私が大好きだった人と別れイケメンに捨てられそして再びイケメンに捨てられて精神崩壊してた頃に行ったツアー、一生忘れないだろうな。ツアーの最中にシングル2枚、しかも結果的にアルバムまで出ちゃうっていうね、このツアーそもそもなんだっけっていうね。作詞作曲おじさん仕事しすぎじゃないですか、寝てますか？シングル2枚が出る前の小さいライブハウス公演、出た後のそこそこ大きいライブハウス公演、そしてツアーファイナルのアリーナ公演っていう、絶妙なバランスと時期にちゃんとライブを見れたのは凄く良かった。熊本に関してはたまたま学会とかぶったからだけどね。どの公演も、同じようにめちゃくちゃ楽しめた。彼らのスタンスは会場のキャパシティに左右されないし、私のスタンスも左右されなかった。いつ何時でも、UNISON  SQUARE GARDENのライブは楽しい。彼らのいつも通りのなかに、とってもキラキラしたものがある。

セットリストに関しては言うことなしです、ありがとうございます。もう一回言う、ありがとうございます。今日の幕張に関しては、ラストはオトノバじゃなかった、23:25だったんだ私の中で。だから本当に嬉しかった、イントロなった瞬間わたし多分雄叫び上げた。しかし、あれだけお客さんがいる中で、バラード終わった後あそこまで静かになれるのは凄いな。しっかり聴かせられる演奏力とかつ曲の良さがあってこそよねあの現象、ほんとすごい、フォーリミのライブ見てみ？すっげーうるさいよ曲間。あんまりバラードやらないけどあの人たち。熊本でスノウアンサー聞けて本当によかったなあ、本当に、よかった。大好きな曲が多すぎるのも困ったもんだ。作詞作曲おじさんがいい曲ばっか作って、スプラトゥーンおじさんが最高にかっこいいドラム叩いて、斎藤宏介がギター弾いて歌うのが悪い。困ったもんだ。ていうかアリーナステージ見やすいしスタンディングだと後ろの方スッカスカで超スペースあるし最高なのでは？大満足である。花道っぽいのあるのに、一回しか来ないっていうね。ユニゾンらしすぎない？笑っちゃうくらいに。いつも通りの、いいライブだったねファイナルも。

この3ヶ月でまたUNISON  SQUARE GARDENはかっこよくなった。いつでも彼らは今が一番かっこいい最高のバンドだ。彼らのライブでしか得られないものが確かにある。田淵を見てると私は楽しくて、嬉しくて、悲しくて、悔しくて、でもやっぱり楽しくて、いっつもグチャグチャのまんま。情けないくらいに。丸7年ライブ見てきて、たったの7年だけどずっと私は情けない。いつだって次こそは胸張ってライブ見るぞ！って思うけど、いざライブを見てしまうとまだまだだって情けなくなる。自分の好きなことを仕事にできて、自分の好きなことに才能があって、自分の好きなことにたゆみない努力のできる人間、かっこよくないわけがない。誰よりもそういう人を尊敬してしまう。私はまだ自分の好きなことさえも見つけられてないよ、22年も生きてて情けないよ。好きなことはたくさんあるけど、そのためには生きられないよ。ライブもそれ。いつか自分で見つけたいな好きなことを。それを見つけられた時、きっとまたUNISON SQUARE GARDENの曲の見方が変わる。田淵の考えてることが、少しは分かるのかも。でも田淵の考えが分かった時に、「そういう考え方もあるんだね、でも私には私の考え方があるから」って割り切りたい。田淵の考えにはもう乗っかりたくない。私だって、もう大人になったんだよ、子供だけどさ。いつかすれ違った時に田淵智也に胸を張れるような人生を送りたい。未来永劫赤の他人だから、すれ違うことなどないんだけどね。

どうか変わらないでいてねUNISON SQUARE GARDEN。まあ、変わらないんでしょうねどうせ、勿論いい意味で。やりたいようにやる彼らが好き。私は絶対に変わるから、どうか、それまで、もう少しだけ頼らせて。

ワンロール！ワンロマンス！いいツアーだった！四年後もどうせ好きだよ、どうせ！